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春風亭小朝の「苦悩する落語」を読んだ

春風亭小朝の「苦悩する落語」を読んでみました。

この本は2000年に出版された本で、今年になって「いま、胎動する落語―苦悩する落語〈2〉」という続編も出版されました。私は「苦悩する落語」は出版された当時に読んだのですが、「いま、胎動する落語」を読む前に復習と言う意味でもう一度読んでみました。

落語のユニット(六人の会)や大銀座落語祭などこの本に書かれたことが実現されていることを考えると小朝という人が単純に落語家としてだけではなく、プロデューサー、策士としての能力に長けていることが分かります。また、現在「笑点」などで活躍している林家たい平は小朝が若手の頃に目をかけていたというのがこの本を改めて読んでわかりました。

2001年にはこの本の中でも頻繁に名前があがっている古今亭志ん朝が亡くなってしまって、落語も先は本当にないのではないかと思われた時期もありましたが、2005年のドラマ「タイガー&ドラゴン」が神風になってちょっとだけ救われたような気がします。

今日のNHKの「笑いがいちばん」に小朝が出演していました。古典落語ではなく、新作落語をやっていました。「苦悩する落語」には新作落語に対する暖かい苦言をが書いてあり、古典の「文七元結」を例にシナリオの練り方について細かく説明されていたのですが、今日の小朝の新作にはその辺の注意点がまるで活かされてませんでした。まぁ、それでも充分面白かったのですが。



苦悩する落語―二十一世紀へ向けての戦略
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