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「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」を読んだ

佐々木俊尚の「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」を読んでみました。

この本はGoogleについて書かれている本なのですが文春新書の本なのでGoogleの使い方やいかにGoogleは凄い会社かというような単純なヨイショの本ではありません。この本は6章に分かれているのですが、各章のサブタイトルがそれぞれ、「すべてを破壊していく」、「すべてを凌駕していく」、「すべてを再生していく」、「すべてを発信していく」、「すべてを選別していく」、「すべてを支配していく」となっていて、なかなか刺激的です。

検索エンジンからスタートしたGoogleがいかにして成長し、この先どこに向かおうとしているのかとGoogleによってビジネスにどのような影響を与えているかがこの本では語られています。私は2000年くらいにGoogleの存在を知り、現在も頻繁に使っています。Googleが急激に成長したのもちょうどここ5~6年ですね。Googleは強力な検索エンジンと広告を結びつけることによって成長を遂げたとこの本には書かれています。ネットを見ていて確かにGoogle AdSenseの広告を見ないでいることはないですね。しかし、キーワード広告のキーワードがオークションで売買されているのはこの本で初めて知りました。

この本で紹介されている「B&B羽田空港近隣パーキングサービス」と「三和メッキ工業株式会社」のネットを駆使したサクセスストーリーはなかなか面白いものでした。この本に書かれたとおり、「メッキ」と検索するとGoogleでもYahooでも「三和メッキ工業株式会社」がトップに表示されます。

最終章ではIBM、マイクロソフトを抜きIT業界のトップに立とうとしているGoogleの危険性について語られています。ここではグーグル八分や中国での検閲(中国共産党に都合の悪い情報は検索に引っかからない)、Google Earthでアメリカ以外の軍事施設は表示できるが、アメリカ軍の軍事施設は表示されないことなどについて語られています。そして、Googleがネットの世界(リアルな世界でも)の司祭として君臨することの危険性についても語られています。

マイクロソフトがWindowsで急成長したときも、マイクロソフトが世界を支配するのではないかと恐れられたことがちょっと前までありましたなぁ。しかし、マイクロソフトは巨大化すると同時にOSやオフィスソフト以外にも色々な分野に手を広げすぎて、動きが鈍りGoogleに追いつかれてしまいましたねぇ。実際Googleも現在色んな分野に手を広げてますね。私は何年か先にまた新しいアイディアを持ったベンチャー企業がIT業界の地図をいっきに塗り替えてしまうような事が起こるような気がします。

「企業のネットが星を多い電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど情報化されていない近未来」にもまだ達していない2006年と言う感じですかね。

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)

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