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定年、ネットゲーム漬けの父【人生案内】

YOMIURI ONLINEの人生相談の「人生案内」で定年後の父親がネットゲーム漬けで困っていると言う20代の主婦の相談です。

このお父さんの問題点は、
・休日は自室でゲームばかりしている
・会話はゲームの話ばかり、対戦相手に勝った、負けたという話題だけ
・最近、お金のことばかり口にし、自分は無駄遣いしながら、母親の趣味の買い物に皮肉を言う
正直、私にはたいした悩みには感じません。このお父さん、「定年後にゲーム漬け」とい書かれていますが、嘱託として働いていて、ゲームをやっているのは休日のようです。無事定年まで働き通して、娘もちゃんと育てて結婚しているので趣味のゲームに少しぐらいハマったっていいじゃありませんか、人間だもの。これが「フィリピンパブに通いつめて困る」とか「パチンコにハマって、借金してまでパチンコをして困る」だったらに確かにどうにかしなければと思いますが。

たぶん、この娘は専業主婦だけど、まだ子供がいない、旦那は仕事が忙しくあまりかまってもらえない、しかも自分にはこれといった趣味がないという状態なのではないでしょうか。自分が暇なので実家のことが気になってしょうがないのでしょう。たぶん、子供や自分が忙しかったり、没頭できる趣味があったら実家のことなど気にならなくなるでしょう。

もう一つ問題なのはこの相談に答えている作家の重松清ですね。このお父さんを見る視線が相談者の娘と同じ感じです。
生まれて初めて体験する「老いの日々」に戸惑い、どうしていいかわからずに、マイナスの発想や行動ばかりしてしまうお父さんの寂しさが伝わってくるのです。そんなお父さんを「見放す」「見限る」前に、お母さんを数日でも引き取ってみてはいかがでしょう。あるいは旅行に誘うとか。お父さんを一人にして、家族の存在の大切さをあらためてかみしめてもらうのです。
このお父さんを勝手に寂しいとか「マイナスの発想や行動」という言い方で頭から否定するのは可哀想ですね。なぜ、父親にわざわざ罰を与えて、家族の存在の大切さをあらためてかみしめてもらう必要があるのかもわかりません。母親の気持ちなども聞いたり、「まず話し合う」のが先だと思います。重松清は最近この「人生案内」に加わったのですが、人生相談の回答者とはまだまだですね。大森一樹や立松和平、久田恵、出久根達郎ならこんな回答をしないと思います。

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