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zoom RSS 『平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち』を見に行った

<<   作成日時 : 2016/12/08 22:40   >>

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上野の東京国立博物館で開催されている『平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち』を見に行ってきました。

文化放送の『大竹まことゴールデンラジオ!』でみうらじゅんがこの展覧会の話をしていたのを聞いて行ってみようと思いました。「みうらじゅん」と「いとうせいこう」は『見仏記』という仏像を見て回る本をいくつも出していて仏像にうるさい二人です。今回の展覧会の音声ガイドもこの二人がやっていました。

櫟野寺は滋賀県甲賀地方にあるお寺だそうです。甲賀忍者の甲賀もこの辺だそうです。ちなみ読みは「こうか」で濁らないそうです。

特別展は平成館でやっていることが多いのですが、この展覧会は東京国立博物館の本館1階の特別5室というところでやっていました。ご本尊で秘仏の十一面観音菩薩坐像を始め全20体の仏像が展示されていました。このうちの何体かは東京国立博物館に所蔵されているそうで、櫟野寺にあった仏像が一堂に会するのも珍しいそうです。

展示室の中央にどんとご本尊の十一面観音菩薩坐像が展示されていて、360度どこからでも眺められるようになっていました。ラジオでも音声ガイドでも言われていましたがご本尊の後頭部にある暴悪大笑面は光背があるため拝むことはできませんでした。台座と光背を含めると5メートル近くあるご本尊は大迫力でした。

東京国立博物館などに仏像がやって来るとき360度どこからでも仏像が眺められる展示がされるのが非常に嬉しいですね。現地のお寺で見るのももちろん風情があっていいいのでずか、色々な見方があった方がいいですね。

丸っこい毘沙門天も非常に印象的でした。音声ガイドでは先代の櫟野寺の住職、三浦皎英さんがこの毘沙門天が袖を縛っているのは出動する時だからと解説していたとみうらじゅんが語っていました。音声ガイドの聞き所は実は三浦皎英さんの話ではないかと思ってしまうほどでした。

一番奥に展示されていた薬師如来坐像は平等院鳳凰堂の阿弥陀如来を作った仏師と同じ仏師が作ったものだそうです。薬師如来坐像に向かって手を合わせて拝んでいる人が何人かいました。本来、仏像は信仰の対象なので自然なことなのですが、私にとって仏像は美術品で鑑賞の対象です。仏像は手を合わせて拝むよりも穴があくほど見つめていたいですな。

みうらじゅんが考案した『光仏』というグッズも買いましたこれはレーザーポインターみたいな感じで暗いところで壁など向かってボタンを押すと十一面観音のご尊顔が浮かび上がるという代物。これがなかなか楽しい。興福寺の阿修羅像、中宮寺の弥勒菩薩なども『光仏』にして欲しいですね。

平成30年の10月には櫟野寺で33年に一度のご本尊の大開帳を迎えるそうです。櫟野寺にもも行ってみたくなりました。
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