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アニメ版の『うる星やつら』第100話『ダーリンが死んじゃう!?』を改めて見てみました。 最近、ティム・バートンの 『アリス・イン・ワンダーランド』を見ました。正直、あまり面白い映画ではありませんでした。『不思議の国アリス』に影響を受けて作られた作品は色々とあるのですが、私の頭に思い浮かんだのはアニメ版の『うる星やつら』の『ダーリンが死んじゃう!?』でした。 ランちゃんの落としたケーキ(レイ専用の腹の中で100倍に膨れるケーキ)を拾い食いして倒れたあたるを救うため、ラムがランちゃんの後を追って不思議の国に迷い込むという話。 この不思議の国の世界観の滅茶苦茶さがこのアニメの見所です。喋る郵便ポストやガンダムのモビルスーツみたいなロボットが出てきたり、巨大五郎を連れた子連れ狼の拝一刀が出てきたり、やりたい放題な感じです。ハートの女王は相撲取りの大銀杏の様なチョンマゲを結っていて、連れている兵隊はトランプではなく花札です。 「全く動かない時計と、1日1分だけ遅れる時計では、どちらが良い時計だろうか?」拝一刀はこの問に答えるために巨大五郎と冥府魔道に入ったと語っています。この時計の問題の元ネタみたいなものはあるのでしょうか? ロボットが戦っている所にラムがランちゃんの行く先を尋ねると「戦闘中にそんな悪質な冗談はやめて下さい」とアイマスクをした赤いロボットのパイロットが答えているのですが、これは明らかガンダムのパロディですね。シャアとシャア専用ザクと言ったところでしょうか。声は千葉繁です。「そんな悪質な冗談はやめて下さい」というのはつげ義春の『ねじ式』からだと思います。アニメ版の『うる星やつら』には他でも「そんな悪質な冗談はやめて下さい」というセリフが出てきていました。そう、『決死の亜空間アルバイト』でした。 結局、あたるは無事なのですが、あたるがランちゃんのケーキを拾い食いした事を知った後のキレ方が強烈で笑えます。話としては実に他愛もないのもですが、バカバカしく好きです。 脚本は伊藤和典で演出は押井守です。『機動警察パトレイバー』や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のコンビです。最近、押井守は伊藤和典と組んでいません。最近の押井守の映画はほとんど笑いの要素がないのが残念でなりません。『うる星やつら』や『機動警察パトレイバー』のように笑いの要素がある作品をまた作ってもらいたのですが。 うる星やつらDVD vol.20 ![]() |
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