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help リーダーに追加 RSS 後藤浩輝の「意外に大変。」を読んだ

<<   作成日時 : 2006/12/24 17:28   >>

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JRAのジョッキー後藤浩輝の「意外に大変。」を読んでみました。

オグリキャップの頃の競馬ブーム以降、競馬のジョッキーや関係者による本はけっこう出ているというのは知っていましたが後藤浩輝が本を出しいたのは意外だったので読んでみました。

後藤浩輝はJRAの関東のジョッキーで2006年12月21日現在、105勝をあげていて、全国で6位、関東では2位ということなので、勝てるジョッキーということは間違いないのですが、中央のGTレースでは2002年でのアドマイヤコジーンの安田記念、2004年のマイネルレコルトでの朝日杯、2006年のアロンダイトでのジャパンカップ・ダートの3勝にとどまっています。この本が出版されたのが2002年6月なのでアドマイヤコジーンの安田記念にはギリギリ間に合っていません。

私は後藤浩輝と言うとやはり1999年の木刀による吉田豊騎手への殴打事件が一番印象に残っています。(この事件のせいで2ちゃんの競馬板では後藤浩輝は木刀と呼ばれている)この本ではこの事件については触れられていますが、事件後の話ばかりが書かれていて、なぜ後藤浩輝が吉田豊を木刀で殴らなければならなかったについては全く触れられていません。GT勝ちのなかった後藤浩輝に対して既にメジロドーベルでGTを勝っていた吉田豊が競馬場で軽口を叩いたのが原因という話を聞いたことがあります。

この本では後藤浩輝の生い立ちから2002年5月までが語られています。ジョッキーになったのは母親の勧めで、特に家族や親戚に競馬関係者がいたわけではないというところが凄いですね。ジョッキーになる人というのは、たいてい親がジョッキーや調教師または牧場をやっていたりする人が圧倒的に多い中、競馬学校に入るまで馬に乗ったことがなかった人が、現在はリーディングジョッキーを争うまでになるというのはかなり凄いことだと思います。

後藤浩輝をジョッキーを志すきっかけになったのは母親の勧めと書いてありますが、元々は複雑な家庭環境があり、そのことについてはこの本の後半でかなりじっくりと語られています。前半は競馬学校の話、ロイスアンドロイスの話、アメリカでの武者修行の話などが競馬の話が語られていますが、吉田豊の木刀殴打事件のあたりから、京都大賞典でのステイゴールドでの斜行、子供の頃の家庭環境の話と悩む後藤浩輝の心情が切々と語られていきます。ちょっと読んでいて「重い」と感じてしまいました。「コーヒーブレイク」というコーナーで「もしも後藤浩輝が××だったら」というアイドルのフォト&エッセイ集にあるような部分もあるのですが、後半は重くて辛いものがあります。

私はこの本を読んでいて、覚せい剤で逮捕された田原成貴の本を思い出しました、田原成貴も全く競馬関係者のいない環境からトップジョッキーになった人で、後藤浩輝のように歌を歌ってCDを出していたり、なにかと世間を騒がせる人でしたね。調教師になったあと覚せい剤で逮捕されてしまいました。後藤浩輝のこの本の中では田原成貴については全く言及されていませんが、私には同じようなタイプに感じられました。



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